木印手記Blog

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KW Chair

久しぶりに定番の椅子を作りました。

SD Chairを作ったのはいつだったか?かれこれ6〜7年は経っているはず。

ずっと椅子は作りたくて、ただ一度取りかかると完成するまで相当な時間を要するので、先延ばしにし続けていました。

 

そんな時、メリーゴーランド京都店での朝食イベントのお誘いを頂きました。

そこに参加する作家さんたちが皆さん好きな方ばかりで、急に気合いが入りました。

 

まず、作りたい椅子のイメージは背もたれがスポークであることや、脚は挽きもの(木工旋盤)という所が出発点。

あれこれ考えて行き着いたのがイギリスの伝統的なウィンザーチェアでした。

見れば見るほど、知れば知る程ウィンザーチェアに興味と憧れが湧いてきて、もう避けられない。

デザインは、現代の住宅にも調和するようシンプルに、テーブルの下に収まる高さだったり、日本人にあったサイズや角度等を意識しました。

ラフスケッチを繰り返し、イメージを絞ってみると、どうやら僕は木を曲げないといけない様です。

イメージに沿って図面を引きつつ、ベニヤや端材で原寸の試作を始めます。

座り心地や、座った様子、全体のバランスをチェック。

試作を繰り返し、徐々に現実的になった頃、ようやく覚悟を決めて曲げ木の準備を…。

 

道具を取り寄せたり、作ったり、曲げたり、失敗したり、成功したり。

新たな技法への取り組みは、自信をくれます。

今回、完成までたどり着けて本当に良かった。

そして、また6〜7年もあける事無くまた椅子作りをしたいとも思いました。

 

そんな新作椅子は 'KW Chair' と名付けました(KIJIRUSHIのウィンザーチェアの略)。

今日から紫竹のKIJIRUSHIショールームにて展示しています。

柔らかく支えてくれる座面や、手触りの良い曲げの背もたれとアーム、そして意外にも軽量なところなど、知って欲しい事がたくさんありますが、何よりも座って感じてもらいたい。そして是非感想を聞かせてくださいね!

KW Chair

w550 d470 h690

ナラ材/オイルフィニッシュ

¥58,000(税別)

 

お問合せはKIJIRUSHIまで

603-8427

京都市北区紫竹上緑町26−1

075-406-7206

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